こんにちは.2024年度関西支部学生フォーミュラ委員会委員長を務めさせていただいております,2022年度プロジェクトリーダー,電装担当のB4の辻です.
めったにブログに浮上していませんでしたが,今回の合同試走会の運営として,ここにご報告させていただきます.
そもそも,関西支部学生フォーミュラ委員会というのは,関西(京都から山口まで)の学生フォーミュラチーム18校が所属しており,各チームの代表が委員として合同試走会や各種講習会の運営を行う団体です.
本年度の関西支部合同試走会(以下,関合)は7月20,21日の2日開催で,参加校は1日目が7校,2日目が10校と例年に増して規模の大きいものとなりました.
私は,2022年に初めてコロナ明けの関合を体験し,3年目で運営を任されることとなりました.無事終わった今思うのは,「去年までの京工繊すごかったなぁ」ってことです.今回は,私と副委員長の同志社のM君(M2)でほとんど運営していたのですが,私たち以外に,自チームの作業から手を離せる人間がほとんどおらず,結果的に2人で走り回っていました.京工繊みたいに,人数がいてトップの一声で5人ぐらいフリーで動けるようなチームになりたいですね.多分そこまでいけば大会優勝できそうですが笑.JP君や蛙田さんのレポートを拝見させていただく限りでは,関西勢のマシンは他支部に比べて元気らしいですが,各チームの状況としては,完全にコロナ後の世代で構成されていて,その時期に人員の確保に苦戦した影響が残っているような気がしています.どのチームも今年の新歓に成功しているようなので,1,2年後がとても楽しみです.
少しだけ,弊チームのマシンについて.オートクロスのタイムとしては,最新のフルコースで70秒台(京工繊の2秒以内)で,かなり速いらしい.タイヤの影響もありますが,今年の設計が上手くいった証拠かと思います.ただ,耐久走行に関しては,毎度のごとく,熱害に悩まされ,例年以上に苦戦しているところです.特に,ガソリンの揮発です.対策としては,冷却自体はもちろん,燃調の変更や燃料タンクの物理的な遮熱などなどによって,大会までにエンデュランスシミュレーションで20周完走したいと思っています.
最後になりましたが,今回の合同試走会実施にあたって,お手伝い頂いた皆様,応援にお越しくださいましたOBOGの皆さまに感謝申し上げます。運営は2人でしたが,2人で全て回るわけはなく,各チームのみなさんの頑張りでこの関合は成り立っています.今後とも,共走競争していただけますと幸いです。ありがとうございました。